オカメインコ挿し餌雛の育て方

挿し餌の作り方
DSC_1107挿し餌用カップ・湯煎用カップ・お湯入れ・スケール
DSC_1106スプーン各種 挿し餌用スプーンでなくても挿し餌は出来ます
手乗りにするならシリンジはオススメしません
(誤嚥トラブルや、餌の状態にかかわらず無理やり押し込むことができるため)
※強制給餌が必要な場合は必ず病院へ行きましょう※

挿し餌は必ず
ケイティイグザクトフォーミュラを50~55℃のお湯で溶いたものを
都度新しい物を作って与えます(※お湯の温度は60度以上にならないよう注意
使い終わった容器は、ぬるま湯で良く洗い熱湯消毒か次亜塩素酸水で必ず消毒します

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挿し餌の作り方を動画にしてみました




生後何日位かでの挿し餌の回数の目安です(体重は、うちの子たちの参考体重です)

201023-1生後18日102g(左)生後15日86g(右
まだ巣上げ前です、この状態の雛はお店にいることはないと思いますが…
いてもお迎え禁止です


DSC_0607DSC_0601生後24日106g(左)生後20日106g(右)
生後20日ごろには体重はほぼMAXとなり、巣上げをしてペットショップなどに並びます

挿し餌は1日4回 朝・昼・夜・夜食 
毎回挿し餌前に体重を量り、挿し餌後に体重を量って、
1回になんg食べたのかを必ず記録していきます
体重の測り方はこちら

この時期は、1回で10~15g位食べます
目安の量にとらわれず、食べたいだけ食べさせます
そしてしっかり保温をします 保温が不十分だと消化が進まずそのうトラブルになります
プラケースには粟穂や撒き餌をして一人餌の練習も始めます
お水はまだ必要ありません
↓プラケの環境はこんな感じで
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挿し餌の食べさせ方動画↓


2羽とも必死に挿し餌を食べます
挿し餌をこぼして汚すのは愛嬌です
食べ終わったら、優しく手に乗せ撫でながら拭いてください
胸の方は自分できれいにする子が多いですが、
嘴の横は自分ではできないので丁寧に撫でながらとってあげてください
食後のケアで人によく慣れさせます
↓こんなふうに慣れてくれます

201030生後27日101g(億)生後23日107g(手前
生後30日位で初飛行を始めます 一人餌をよく啄ばみ始めます
初飛行の為に雛たちは体を絞るので体重が少し落ちます
よく食べて、よく遊び、よく寝ます
初飛行は下手です 明るい方に飛んでいきますので
窓ガラスで怪我をしないようにカーテンをします


一人餌を啄ばみ始め初飛行をしたら、挿し餌は3回にしてみます
朝・夜・夜食 体重が減りすぎるようなら挿し餌回数を戻します(-5~-10gが目安)



201102DSC_0733生後40日92g 生後36日97g
上手に飛べるようになって、見た目は大人と変わらなくなります
一人餌移行のため、体重も少し減ります
粟穂や撒き餌だけでなく、餌入れにも餌を入れ、水も用意します

朝の挿し餌を抜きます
挿し餌は、夜(夕方)と夜食(22時~23時頃)の2回 たっぷりと食べたいだけあげます
この時期から挿し餌はあまり食べなくなっていきます(目安は8~10g前後)

朝の体重を量り、夕方の挿し餌前の体重が
朝より5g以上減っている様であれば挿し餌回数を戻します

3g程度の減りで、翌朝の体重が前日と同じか増えている様であればそのまま様子を見ます
この時期に、野菜やペレットなどいろいろな物を食べさせておくといいです
小松菜だけでなく、人参やピーマンなどいろいろな味を覚えてもらいます
ペレットの慣れさせ方は、別の機会に記事にしようと思います


DSC_0707生後45~50日頃
一人餌がかなり進み、夜・夜食の挿し餌もあまり食べなくなります
一度減った体重が増え始めます
この2羽の場合は、90g近くまで減り95g位まで戻りました
(奥にいるのは親です)

様子を見ながら夕方の挿し餌を抜いていきます
夜、ケージに戻してからカバーをかける前に
夜ご飯を食べる習慣を身につけさせます

飼い主様はケージからなるべく離れることなく(10~15分くらい)
ケージ越しにえん麦など好みのものを手で与えたり
手だけケージに入れ粟穂を持って食べさせるなどして慣らすと
ケージに帰っても大人しくケージの時間を楽しめる子になります






ケージに帰っても飼い主がかまってくれている
気にしてくれていることがわかればあまり寂しがらなくなり
ケージの時間を楽しんでくれるようになります
気長に慣らしてあげてください
大人のオカメにも有効ですので、お試しください


DSC_0824DSC_0823生後55~60日頃
一人餌卒業の目安は、生後60日頃です
順調にいけば、夜食の挿し餌も3g前後かほとんど食べなくなっているでしょう
様子を見ながら、挿し餌を止めます


パールが生後50日 パイドが生後46日頃の挿し餌の様子です
パイドはまだ挿し餌を食べます
パールはもう、このタイミングの挿し餌はいらない様です つきあいで食べてる感じですねw



生後60日頃です
浅く広いお皿にシードやペレットをいれて、
飼い主様が一粒づつ拾って食べさせるのもいい事です
なにより人間の手が好きになりますし、一人餌も進みます、食べられるものを覚えやすくなります

こちらに書いたものは、健康なオカメインコの場合の育て方です
病気や弱った雛は、必ず病院へ連れて行きましょう

オカメインコは一人餌になるのが非常に難しい鳥さんです
マニュアルなどなく、1羽1羽の個性に合わせて微調整が必ず必要です
SNSやネットの普及によって育鳥の幅が広がりました
困ったら決して一人で悩まず、相談をしてください

飼育本や飼育サイトなどの情報は、あくまでも参考です
情報にとらわれず、その子に合った飼育方法を探していく必要があります
一人餌までは注意深く観察し、愛情を注ぐことが必要です

みなさん楽しいオカメインコ暮らしを~

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