オカメインコ暮らし

オカメインコの育成&繁殖などなど 東京都内で小規模ブリーダーを始めた飼い主日記です

タグ:育て方

オカメインコ 中雛の育て方

中雛とは、一人餌になって~生後1年前後くらいのオカメインコのことを言います
(オカメインコは生後1年ほどで、やっと成鳥になります)


中雛(一人餌雛)をお迎えした場合のお世話方法です

一人餌雛でお迎えしたなら、大体生後60日~90日以上の中雛になっていると思います
理想的な体重は90g~100g個体差がありますのでご注意を

毎日の健康チェックや理想体重の割が仕方などはこちら



お迎え直後は一人餌であっても
大きめの水槽かプラケースで様子を見ることをお勧めします
環境の変化で緊張していてパニックを起こしやすいからです
プラケースの中であれば、パニックを起こしてもケガをしにくいのです
体調不良や通院にも使えますので、無駄にはなりません
普段はおもちゃ入れや遊び場にしても使えます!

一人餌雛であっても、挿し餌の準備はあったほうがいいです
ショップによってはフォーミュラを小分けで分けてくれます
病院でも小分けで販売していることもあるので聞いてみましょう

理由は、環境の変化で一人餌をなかなか食べなかったり
赤ちゃん返りしてしまうこともある為です
(我が家は飼い主さんとのコミュニケーション用に進めています)
お迎えの環境変化で体調不良になった際の給餌に役立ちますし
雛換羽などで普段のゴハンにパウダーのまま振りかけることにより
カロリーアップにも使えます

お迎え初日
まずは体重を量り、記録しておきます
プラケやケージには必ず撒き餌をたっぷりしておき、粟穂も入れます(お水も)
※必ずショップにいた時と同じものを与えてください
※緊張から、少しでも餌が違うと全く食べないことがよくあります
※粟穂を始めて見る子は怖がる場合があるので臨機応変に


プラケ、ケージの半分にバスタオルや毛布などを掛け目隠し部分を作ります
陰に隠れて休んでいる様ならそっとしておき、休ませます

出して~!かまって~!と騒ぐようなら適度にあそんであげますが
必ず一人餌を食べる時間を作ります
ケースの中を暗くしすぎないように、ケースを巻くように側面だけ目隠しをしておけば
そのうち一人餌を食べ始めます

食べが悪いようなら、夜だけ挿し餌を与えてみます
(我が家はお迎え後数日~1週間程度は夜だけの挿し餌をお勧めします)
目的は、挿し餌を貰う事によりコミュニケーションや安心感を得るためです
また、暖かい挿し餌を食べることにより
体が温まり刺激され食欲を促進させ、食事をとる意欲を沸かせることです
挿し餌の後は、優しくなでながら挿し餌の汚れを取ってコミュニケーションをしてください


↑こちらの記事や動画を参考にしてください

お迎え2日目~4日目
必ず体重を記録し、前日に比べ体重の1割以上減っていた
即病院か、お迎えしたショップに連絡します
(初日90gの子の場合、2日目で81g以下など)

健康チェックを必ず行い、異常がないか確認します
お迎え初期に、体調不良を見逃すと
一気に体調が悪化して落鳥(死亡)してしまう事がよくあります

初日と同じく様子を見ながら目隠しを少しづつ外していきます
すこしづつ環境に慣れていきますので、焦らずゆっくり
頻繁に優しく声をかけてあげると良いです

お迎え5日目~
必ず健康チェックをしてください
お迎え初日から5日目の体重差が-10g以上の場合は
病院か、お迎えしたショップに連絡して相談します

このころに健康診断に病院へ連れて行ってもいいです
一度病院にかかっておけば、緊急時にも診てもらえるようになりますので
早めに予約を入れておきましょう

目隠しの布類は完全に外します
一人餌をよく食べるようになったら、プラケからケージに移してもOKです
すこしづつ慣れさせましょう
手を怖がる場合や寂しがる場合などは、
ケージ越しに話しかけたりオヤツをあげたりすると良いです
なるべくケージの近くで過ごしてあげると、早く人に対して安心してくれます
※大きな声や音、素早い動きなどは極力控えます

人懐っこい子で常に人のそばに居たがる場合
放鳥時のゴハンはオヤツのみ少量にして
必ずゴハンの時間を作ってケージに戻すなどするとメリハリがついて良いです
ゴハンの時間になると、自分からケージに帰りたがるようになります

ケージから飼い主さんがよく見えるようにしておけば、
ケージに入れても自分の時間を大人しく過ごしてくれるようになります
飼い始めて人に慣れた頃はたいてい「出して~~出して~~」と騒ぐ事でしょう(笑)



ですが、トレーニング次第ではケージの中でも一人で遊ぶようになります




メリハリがついてくると





自分で「ゴハンの時間だよ~!」と騒いで飼い主を呼び
自分からケージに入ってくれます


ケージの中に入っても、しばらくはケージのそばに居て(ケージ周りの掃除などしながらでOK)
話しかけたりオヤツを一粒づつあげたりしながらスキンシップをとると良いです
ケージから飼い主さんが見えなくなると不安(心配)になりますので
なるべく飼い主さんがよく見える位置にケージやプラケをおいてあげてください

最低でも1か月間は細かく健康チェックをしてください!
異常や心配なことがあればすぐに
ショップか病院へ連絡を!

飼い主もオカメちゃんも楽しく元気にオカメインコ暮らしを!

オカメインコ挿し餌雛の育て方

挿し餌の作り方
DSC_1107挿し餌用カップ・湯煎用カップ・お湯入れ・スケール
DSC_1106スプーン各種 挿し餌用スプーンでなくても挿し餌は出来ます
手乗りにするならシリンジはオススメしません
(誤嚥トラブルや、餌の状態にかかわらず無理やり押し込むことができるため)
※強制給餌が必要な場合は必ず病院へ行きましょう※

挿し餌は必ず
ケイティイグザクトフォーミュラを50~55℃のお湯で溶いたものを
都度新しい物を作って与えます(※お湯の温度は60度以上にならないよう注意
使い終わった容器は、ぬるま湯で良く洗い熱湯消毒か次亜塩素酸水で必ず消毒します

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挿し餌の作り方を動画にしてみました




生後何日位かでの挿し餌の回数の目安です(体重は、うちの子たちの参考体重です)

201023-1生後18日102g(左)生後15日86g(右
まだ巣上げ前です、この状態の雛はお店にいることはないと思いますが…
いてもお迎え禁止です


DSC_0607DSC_0601生後24日106g(左)生後20日106g(右)
生後20日ごろには体重はほぼMAXとなり、巣上げをしてペットショップなどに並びます

挿し餌は1日4回 朝・昼・夜・夜食 
毎回挿し餌前に体重を量り、挿し餌後に体重を量って、
1回になんg食べたのかを必ず記録していきます
体重の測り方はこちら

この時期は、1回で10~15g位食べます
目安の量にとらわれず、食べたいだけ食べさせます
そしてしっかり保温をします 保温が不十分だと消化が進まずそのうトラブルになります
プラケースには粟穂や撒き餌をして一人餌の練習も始めます
お水はまだ必要ありません
↓プラケの環境はこんな感じで
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挿し餌の食べさせ方動画↓


2羽とも必死に挿し餌を食べます
挿し餌をこぼして汚すのは愛嬌です
食べ終わったら、優しく手に乗せ撫でながら拭いてください
胸の方は自分できれいにする子が多いですが、
嘴の横は自分ではできないので丁寧に撫でながらとってあげてください
食後のケアで人によく慣れさせます
↓こんなふうに慣れてくれます

201030生後27日101g(億)生後23日107g(手前
生後30日位で初飛行を始めます 一人餌をよく啄ばみ始めます
初飛行の為に雛たちは体を絞るので体重が少し落ちます
よく食べて、よく遊び、よく寝ます
初飛行は下手です 明るい方に飛んでいきますので
窓ガラスで怪我をしないようにカーテンをします


一人餌を啄ばみ始め初飛行をしたら、挿し餌は3回にしてみます
朝・夜・夜食 体重が減りすぎるようなら挿し餌回数を戻します(-5~-10gが目安)



201102DSC_0733生後40日92g 生後36日97g
上手に飛べるようになって、見た目は大人と変わらなくなります
一人餌移行のため、体重も少し減ります
粟穂や撒き餌だけでなく、餌入れにも餌を入れ、水も用意します

朝の挿し餌を抜きます
挿し餌は、夜(夕方)と夜食(22時~23時頃)の2回 たっぷりと食べたいだけあげます
この時期から挿し餌はあまり食べなくなっていきます(目安は8~10g前後)

朝の体重を量り、夕方の挿し餌前の体重が
朝より5g以上減っている様であれば挿し餌回数を戻します

3g程度の減りで、翌朝の体重が前日と同じか増えている様であればそのまま様子を見ます
この時期に、野菜やペレットなどいろいろな物を食べさせておくといいです
小松菜だけでなく、人参やピーマンなどいろいろな味を覚えてもらいます
ペレットの慣れさせ方は、別の機会に記事にしようと思います


DSC_0707生後45~50日頃
一人餌がかなり進み、夜・夜食の挿し餌もあまり食べなくなります
一度減った体重が増え始めます
この2羽の場合は、90g近くまで減り95g位まで戻りました
(奥にいるのは親です)

様子を見ながら夕方の挿し餌を抜いていきます
夜、ケージに戻してからカバーをかける前に
夜ご飯を食べる習慣を身につけさせます

飼い主様はケージからなるべく離れることなく(10~15分くらい)
ケージ越しにえん麦など好みのものを手で与えたり
手だけケージに入れ粟穂を持って食べさせるなどして慣らすと
ケージに帰っても大人しくケージの時間を楽しめる子になります






ケージに帰っても飼い主がかまってくれている
気にしてくれていることがわかればあまり寂しがらなくなり
ケージの時間を楽しんでくれるようになります
気長に慣らしてあげてください
大人のオカメにも有効ですので、お試しください


DSC_0824DSC_0823生後55~60日頃
一人餌卒業の目安は、生後60日頃です
順調にいけば、夜食の挿し餌も3g前後かほとんど食べなくなっているでしょう
様子を見ながら、挿し餌を止めます


パールが生後50日 パイドが生後46日頃の挿し餌の様子です
パイドはまだ挿し餌を食べます
パールはもう、このタイミングの挿し餌はいらない様です つきあいで食べてる感じですねw



生後60日頃です
浅く広いお皿にシードやペレットをいれて、
飼い主様が一粒づつ拾って食べさせるのもいい事です
なにより人間の手が好きになりますし、一人餌も進みます、食べられるものを覚えやすくなります

こちらに書いたものは、健康なオカメインコの場合の育て方です
病気や弱った雛は、必ず病院へ連れて行きましょう

オカメインコは一人餌になるのが非常に難しい鳥さんです
マニュアルなどなく、1羽1羽の個性に合わせて微調整が必ず必要です
SNSやネットの普及によって育鳥の幅が広がりました
困ったら決して一人で悩まず、相談をしてください

飼育本や飼育サイトなどの情報は、あくまでも参考です
情報にとらわれず、その子に合った飼育方法を探していく必要があります
一人餌までは注意深く観察し、愛情を注ぐことが必要です

みなさん楽しいオカメインコ暮らしを~

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ケージの準備が整ったら次はゴハンの準備です
今回は、ゴハンの注意点をあげていきます

挿し餌雛でも、一人餌でも、大人のオカメインコでも共通するのは
「お迎えしたショップやブリーダーに今のゴハン内容」を聞く事
飼い主さんの最初のお仕事です!聞く事が出来なかったり、
聞いても教えてくれないショップだった場合はお迎えしないでください


たいていのショップやブリーダーさんなは同じゴハンを小分け等で譲ってくれるはずです

お迎えしたオカメたちの殆どは
初めての人間
初めてのお家
初めて嗅ぐ匂い
初めて聞く音…等々に驚き、パニック寸前です
加えて、独りぼっち…飼い主さんたちが威嚇されることも多いはずです

そんな時、馴染みのあるゴハンなら、食べてくれることも多いですし
お腹がいっぱいになれば気持ちに余裕もできます
鳥ですが、人間と、あまり変わりはありません

挿し餌雛についてですが、ショップでの挿し餌内容によっては早めに変更が必要です
これは、私の個人的な意見ですが…挿し餌にあわ玉はよくない と考えています
挿し餌雛で一番怖いのは「食滞」食滞が起きれば「そのう炎」にもなりやすくなります
食滞の原因は、いろいろあると思いますが、私が思う原因は 保温不足、あわ玉 だと思っています
もちろん、これだけが原因ではないです 栄養不足や個体差もあります ただ…
この二つをしっかり対策すれば、かなりの食滞が防げると考えています

ショップでは、フォーミュラに比べて安価で腹持ちのいいあわ玉を使用している事が多いです
ですが栄養価で言うと、あわ玉はあまりよくないのです むき餌ですしね…
なので、栄養的にも扱い的にも、食滞の心配を考えると
早めにあわ玉を辞めて、フォーミュラのみで挿し餌するように変更していきたいです
お迎えした雛が、あわ玉なしでも食べてくれるようであれば
すぐにあわ玉を辞めてしまってかまいません

挿し餌の作り方について

【ケイティ】イクザクト・ハンドフィーディング フォーミュラ こちらを使います
作り方は簡単です
挿し餌を創る容器にフォーミュラのパウダーを入れて、45~55℃の湯冷ましを加えて混ぜます
状態によっては、ビタミン剤や整腸剤・小松菜パウダーなどを調整しながら加えます

雛-201215-2

与え方にも気をつけないといけないことがあります
守らないとそのうトラブル等に陥り、落鳥してしまうこともあります

詳細は 挿し餌雛の育て方(仮称) で書いていきたいと思います。



2号が凄い顔してるw
雛2羽+親1羽で、この騒ぎです(笑)
親が混じっているのは、栄養のある餌を食べて雛たちに食べさせてあげたいからです


この通り、非常に可愛い光景ですが
この様にがっついて食べてくれるようになるには時間とコツが必要です
オカメインコは、この時期から一人餌完了までが非常に難しい鳥種です
この時期の子をお迎えして、悲しい思いをされた方は少なくないと思います 

ショップは仕入れたらすぐに売りたいので、挿し餌雛をお勧めすると思います
決して安易にお迎えしたりしないよう、ご注意ください

一人餌雛~大人のゴハンについてですが
上記でも書きました通り、最初はショップで与えていたものと同じものを与えてください
飼い主さんこだわりのシードや、ペレットもあるかと思いますが
それはもうちょっとだけ、オカメさんが落ち着くまで待ってあげてください

一人餌・大人ゴハンの内容ですが、
オカメインコはインコさん達に比べて、代謝異常を起こしやすい種類です
ヒマワリ・麻の実・サフラワー・ニガーシード等 
高脂肪・高カロリーのシードは基本禁止
です
必要な時もありますが、健康な個体なら禁止です
 
肥満の原因になり、
糖尿病、肝機能異常などの病気になりやすいです
肥満は脂肪肝などあらゆる病気の原因になり、過発情に陥ることも多く
雄なら精巣腫瘍、雌なら卵管や卵詰まりなど
命にかかわります

 
基本の主食
は ヒエ・粟・キビ をバランスよく配合したものに
カナリアシード、むきえん麦、皮付きえん麦、そばの実、
入り大豆、
圧片メーズ等をバランスよく配合したもの
必ず皮付きの物を与えてください
皮むきの種子は、そのまま土に撒いても芽が出ることもなく
栄養価の低い死んでいる種子です

 
副食
は 良く洗って乾かしたボレー粉、カトルボーン、小松菜などの青菜
 
栄養剤
として、ネクトンS ベネバックなどの整腸剤も用意します

ペレット
については、ここでは書ききれない部分が多々ありますので
別の記事にいたいと思います

一人餌の中雛や大人のオカメさんを迎えた場合、ゴハンをなかなか食べてくれないこともあります
豪快に撒き餌をしておくと、気になって食べ始めることも多いので
なるべく惜しみなく撒き餌をしたり、粟穂を吊るしてあげるのもいいです

場合によっては、夜寝る前に挿し餌をあげてみるのも効果はあります
食べる量次第では別の心配が出てきますが、
一度に2~5g程度で短期間、かつ正しくあげていれば問題ありません

お腹や体が温まり、程よく食欲を刺激するのはもちろんですが
挿し餌を貰う事により「この人に甘えてもいいんだ!」って感じてもらえることが重要です
心を開いてくれれば、自然と食欲も戻り、元気に育ってくれます
もともと甘えん坊なオカメインコですが、甘えん坊が過ぎたところで何の問題もありません
成長して数回の反抗期で自然と自立しますし、発情期にはパートナーを探したがります
オカメインコを甘やかしすぎても問題ありません

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